☆5 さかもとこーひー/特上フレンチ

評価 :5/5。

『一瞬で魅了される芳香と口当たり』

部屋全体にぶわっと広がる、濃厚で特徴的な香り。「あぁ~、やっぱりこれだ」と、心躍らせながら丹念にコーヒーを淹れ、ゆっくりといただくことが日課となりました。ディープな芳香と濃厚な味を毎日楽しみたい、と思わせてくれた一品です。

さかもとこーひーの『特上フレンチ』はマンデリンがベース。さらに店主のこだわりである2種類の深煎り豆をブレンドし、コクと苦味の魅力を最大限に引き出したコーヒーです。マンデリンの特徴である苦味は、ミルクとの相性が抜群。丁寧な焙煎で焦げ味もなく、舌にもたれることはありません。主観的な好みですが、重めなブラウニーとの組み合わせが美味しかったです。

そして最も心奪われた点は、不思議な魅力の香りでした。独特の果実香に加えて、ほのかなチョコレート、エキゾチックなハーブ、僅かに感じる大地のような自然の芳香。抽出時に放たれるアロマに包まれた瞬間、虜となりました。1500円/250gパック(税抜き)と少し高めの価格であるものの、スペシャリティコーヒーにて品質は保証されています。毎朝焙煎された豆が店頭に並ぶので、鮮度も抜群。我が家のコーヒーは、『特上フレンチ』が定番中の定番です。

ペンネーム めーこ

☆3 OGAWA COFFEE LABORATORY KYO COFFEE

評価 :3/5。

https://www.oc-shop.co.jp/ic/cat-018

ハンドドリップ初心者さんにおすすめしたいブレンドコーヒー

京都にある小川珈琲さんのフラッグショップ店「OGAWA COFFEE LABORATORY」が東京・桜新町にオープンしたと聞き訪問しました。
こちらで購入した「KYO COFFEE」というブレンドコーヒーが思いがけず大当たりでした。
KYO COFFEEはコロンビア、ブラジル、エチオピア、エルサルバドルで生産された生豆で作られています。
まろやかな苦みの中に、サードウェーブ・コーヒーを思わせるフルーティーな味わいがほのかに現れることで味の濃淡が感じられます。

言い換えると、新旧のコーヒーのいいとこ取りをしたバランスのよい味わいという印象です。
難しいことは考えず、コーヒー豆を細挽きにして、お湯を高温になりすぎないよう気を付けてドリップすると「今日のコーヒーはなんだかバランスがよくて美味しいぞ…」という味わいを簡単に引き出せます。
ハンドドリップコーヒーに挑戦してみたい方、気負わず美味しいコーヒーを楽しみたい方は
ぜひお試しください。

ペンネーム ごもみ

☆3 やなかコーヒーオリジナルブレンド

評価 :3/5。

コーヒーの焙煎している良い匂いに誘われて、つい入ってしまいます。

私のおすすめはやなかコーヒーオリジナルブレンドです。やなかコーヒーは東京ではよく見かけるチェーン店です。注文を受けてから焙煎をしてくれます。

コーヒーの焙煎している良い匂いに誘われて、つい入ってしまいます。

一番最初にお店に入った時はたくさんのコーヒー豆を前に何が良いのかとても迷いました。迷った時はお店の名前が入っているオリジナルブレンドなら間違いないだろうと思いこちらを頼みました。

値段も他の豆よりお手頃で買いやすかったです。味ですが、酸味があまりなく苦味はしっかりあります。しかしクドい苦さではなく口の中で程よく残る感じです。全体的にしっかりした口当たりのコーヒーなのでミルクチョコや甘い洋菓子に合うと思います。

普通ブレンドは何種類かの豆をバランスよく入れているので酸味が少なくて苦味が強いのは珍しいなと思いました。私はそれが好きなのでピッタリでした!

いつもペーパードリップでコーヒーを淹れています。焙煎したての場合、ドリップの最初にコーヒー粉がお湯を吸収して膨らみます。その見た目がフォンダンショコラみたいでお気に入りです。焙煎したての豆でないと膨らまないみたいです。ドリップしている時に視覚からコーヒーを楽しむ事ができます。もちろん香りと味も全然違う♪

ですから私はコーヒー豆を買うなら焙煎店の一択です。お家で飲むとカフェで飲むより断然コスパが良いです。更に自分で選んだ豆を美味しい状態で飲めるなんて最高です!

ペンネーム Lilitan

☆4 修道院の珈琲 パプアニューギニア

評価 :4/5。

産地の歴史に思いをはせる

東京都内に4店舗を展開する「珈琲や」。お店のコンセプトは、「こだわりのコーヒー豆をお好みの焙煎で」。店内には20種類以上の生豆が並んでいます。好みの飲み方、味の趣向を伝えると、その場ですぐに焙煎が始まります。20分ほどで完了。お値段は200gで1,000円ほどと少し高級ですが、チェーン店でコーヒーを飲むよりは、断然安くつくはずです。

あらかじめ焙煎された市販のコーヒーとは、香りの立ち方が段違い。店内に漂う芳ばしい香りも格別ですが、帰宅後、お部屋いっぱいに広がる香りに心躍ること間違いなし。 修道院のコーヒーは、パプアニューギニアの高地で栽培されたコーヒー。標高が高く、寒暖差が激しいことが、コーヒーの実をゆっくりと育て、その分実が締まることで、うまみがギュッと凝縮されるそう。キリスト教の宣教師がコーヒーを伝えたとされることが名前の由来で、チョコレートのような甘いフレーバーが特徴的。せっかくの香りが飛ばないように、ハイローストくらいのやや浅めの焙煎度合がおススメ。あえて水出しで時間をかけて抽出し、お砂糖やミルクを入れるとグッド。

ペンネーム カフェ仙人

☆5 わかちあいプロジェクト/Kayah Li Coffee(カヤーリーコーヒー)

評価 :5/5。

美味しくて、誰かのためになるコーヒー


コーヒーの産地と言えば、ブラジル、コロンビアが有名ですが、このカリーヤコーヒーはなんと、ミャンマーで作られています。パッケージはいたってシンプル。生産者さんの写真入りで素朴な感じが好印象です。

【香りも味も濃厚!】
袋を開けると、うっとりするくらい甘くて濃厚な豆の香り。ここですでに期待値MAXですが、ドリップするとその味に驚かされます。ちょっと飲んだことのないくらい深いコク!豆の甘さとコクがこれ以上ないくらい引き出されています。酸味は全くなく、ほんの少しの苦みはありますが、後を引かずにすっきり消えていきます。コーヒーの苦み、酸味が苦手な人にはぜひ飲んでほしい。まずはミルク、砂糖なしで一回飲んでほしい!

【値段はちょっと高め】
実はこのコーヒー、250gで1,000円と普通のドリップコーヒーより少し高めのお値段になってます。
フェアトレードといって、発展途上国のコーヒー生産者の労働環境や生活水準が十分保証されるように少し高めの価格で取引されている豆を使っています。さらに農薬、化学肥料を使わず環境に配慮した農法で作られているので、人にも環境にも優しいコーヒーなんです。飲んでいるだけで誰かの役に立ってると思うとなんだか素敵な気分になる一杯です。

ペンネーム になにな