
産地の歴史に思いをはせる
東京都内に4店舗を展開する「珈琲や」。お店のコンセプトは、「こだわりのコーヒー豆をお好みの焙煎で」。店内には20種類以上の生豆が並んでいます。好みの飲み方、味の趣向を伝えると、その場ですぐに焙煎が始まります。20分ほどで完了。お値段は200gで1,000円ほどと少し高級ですが、チェーン店でコーヒーを飲むよりは、断然安くつくはずです。
あらかじめ焙煎された市販のコーヒーとは、香りの立ち方が段違い。店内に漂う芳ばしい香りも格別ですが、帰宅後、お部屋いっぱいに広がる香りに心躍ること間違いなし。 修道院のコーヒーは、パプアニューギニアの高地で栽培されたコーヒー。標高が高く、寒暖差が激しいことが、コーヒーの実をゆっくりと育て、その分実が締まることで、うまみがギュッと凝縮されるそう。キリスト教の宣教師がコーヒーを伝えたとされることが名前の由来で、チョコレートのような甘いフレーバーが特徴的。せっかくの香りが飛ばないように、ハイローストくらいのやや浅めの焙煎度合がおススメ。あえて水出しで時間をかけて抽出し、お砂糖やミルクを入れるとグッド。
ペンネーム カフェ仙人